例題

和食アドバイザー検定 例題

和食アドバイザー検定2級・3級は在宅受験方式で、多肢選択(4択)形式の問題が100問出題されます。
以下の問題は、和食アドバイザー検定2級の問題例です。あなたの知識を試してみましょう!

和食アドバイザー検定 2級

1. 和食を育んできた日本の農業・農法や水の特徴について記述している。 誤っているものを一つ選びなさい。
国内の農地面積は広くないが、農業に向いた肥沃な土壌の土地が多い。
農地面積が狭いため、輪作や二毛作などの高度利用によって土地の生産性を高める努力がされてきた。
農家では屋敷まわりにも食べられる野菜や実のなる木などを植え、多様な食材を確保してきた。
森林の比率が高い日本列島では降った雨や雪が地下にしみ込んで地下水を涵養し、ゆっくりと清らかな硬水として湧き出してくる。

 

2. 和食に関することわざである。その意味として適当ではないものを一つ選びなさい。
初物を食べると75日長生きする=新たな季節を乗り切るのに欠かせない栄養素がたくさん含まれている初物を食べると、75日長生きできる。
味噌汁の実は箸の転ばないほど入れろ=味噌汁に箸が転ばないほど旬の野菜をたっぷり入れると、栄養があって他におかずを用意する必要がない。
こんにゃくは腹の砂払い=食物繊維が多いこんにゃくを食べると、お腹の調子を整えてくれる。
冬至にかぼちゃを食べると中風にならない=栄養価の高い緑黄色野菜のかぼちゃは保存がきくので、野菜が少なくなる冬まで保存して食べると、中風(脳出血・脳梗塞)を防いでくれる。

 

3. 以下の野菜のうち、日本が原産のものを一つ選びなさい。
春菊
白菜
みつば
たけのこ

 

4. 次の文は西と東のお雑煮の違いについて記述している。誤っているものを一つ選びなさい。
丸もちは鏡もちの分身としての意味があり、京都の文化を受けた古い様式で、のしもちを切った角もちはその略式で、比較的新しい様式である。
丸もちと角もちの分岐ラインは、おおよそ糸魚川と天竜川を結んだラインである。
全国的にはすまし仕立てが圧倒的に多く、醤油ベースの江戸の文化が参勤交代で全国に広まったことによると思われる。
九州の一部を除いて丸もちの地域ではもちを煮て椀に入れてから汁を張るが、角もちは焼いてから用いることが多く、すまし汁が香ばしくなる。

 

5. 発酵調味料の醤油について記述している。誤っているものを一つ選びなさい。
醤油は大きく濃口醤油、淡口醤油、たまり醤油の3つに分けられる。
日本で使われる醤油の8割以上は濃口醤油である。
醤油に含まれる塩分濃度は淡口醤油より濃口醤油の方が高い。
大豆を使った醤油が生まれるまでは魚を原料にした魚醤油(魚醤)が広く使われていた。

 

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