2015年より、実施している和食アドバイザー検定。日本各地に、和食アドバイザーの資格を生かして活躍されている方々がいらっしゃいます。そんなみなさんの活動の様子をご紹介します!
新潟県と群馬県の県境にそびえる谷川岳の麓にあるみなかみ町。平成29年には、自然と人間が共生する持続可能なまちづくりを目指す地域として、ユネスコエコパークに登録。また、令和元年には、SDG’s未来都市に選定されるなど、自然豊かな町で、旅館業を営まれています。お宿の名前は、「豆腐懐石猿ヶ京ホテル」。和食の代表的な食材であるお豆腐。みなかみ町のきれいな水で仕込まれたお豆腐のおいしさは言うまでもありません。豊かな自然と郷土の食を通して、和食文化の普及、継承に努められています。
<持谷さんからのメッセージ>
群馬県はみなかみ町猿ヶ京温泉にて「豆富懐石猿ヶ京ホテル」と言う温泉旅館で三代目館主を務めております。当館は30年ほど前から館内豆腐工場で作られた豆富製品と旬の地元の食材を生かした豆富懐石をご提供しております。私自身、調理場に立った経験はないのですが、懐石料理の意味を知りたくて和食アドバイザー検定1級実技講習会を受講しました。実技の講習では、調理と言えば家庭料理を少しする程度の私でも分担させて頂いた調理をなんとか、こなすことができました。群馬の郷土食材である小麦粉を使った炭酸饅頭やうどんを美味しく試食することができた喜びは今でも覚えております。また和食の礼儀作法の授業では室町時代に成立した茶の湯と懐石料理のかかわり方について学ぶことが出来ました。資格取得後は、有資格者向けのスキルアップ講座で、御茶事のイベントにも参加させていただきました。この経験を糧に和食文化の一端を担える様に生かして行ければと思います。
第12回和食アドバイザー検定2級3級の申込受付は10月23日(金)までです。
お申込はこちらから。