お知らせ

和食アドバイザー紹介1(宇野 しのぶさん)


2015年より、実施している和食アドバイザー検定。日本各地に、和食アドバイザーの資格を生かして活躍されている方々がいらっしゃいます。そんなみなさんの活動の様子をご紹介します!

VOL.1 和食アドバイザー1級 宇野 しのぶさん(群馬県伊勢崎市在住)

記念すべき、第1回(H27年10月実施)の和食アドバイザー検定1級実技講習会を受講し、1級の資格を取得されました。現在、料理研究家として自宅で料理教室を開催するなど、多岐に渡って、ご活躍されています。昨年からは、和食アドバイザー検定協会の事務局をおく、中央農業大学校の非常勤講師として、調理実習の授業を担当されています。いつも明るく、元気で、学生にも大人気です。

<宇野さんからのメッセージ>
昨年、実家を取り壊した時、納戸から錆び付いた羽釜がでてきました。「これ、まだあったの」と、思うと同時に、私の脳裏にパァーと懐かしい光景が浮かびました。私が小学生位までは、年末に親戚の人が集まり餅つきをしていました。羽釜に湯を沸かし、その上にもち米を入れた蒸籠をのせて蒸します。蒸し上がってくると、もち米のほのかに甘い匂いと湯気が家中を包み込み、これから始まる餅つきにワクワク感を覚えたものです。土間の臼と杵は準備万端です。つきたてのお餅は、きな粉、あんこ、大根おろしで辛味餅にして食べました。その時のお餅が私の中の「お餅ナンバーワン」と勝手に位置付けています。食の「美味しい」と思える記憶は、食べ物を口に入れる前からの過程も大事なのではないでしょうか。背景、匂い、会話等により食物の味は変化すると感じます。これからも、和食アドバイザーとして、みなさまのワクワクするような食の記憶づくりのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

第12回和食アドバイザー検定2級3級の申込受付は10月23日(金)までです。
お申込はこちらから。

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