お知らせ

第8回和食アドバイザー検定実技講習会の講師紹介


当協会主催の第8回和食アドバイザー検定 実技講習会【東京会場】について、講師が下記のとおり、決定しましたのでお知らせいたします。
今回は、江戸から東京にかけての食材、食文化を中心としたカリキュラムとなっており、各分野の第一線で活躍されている方々にお願いしました。

10月7日(土)
◆東京の食材を知る(講義:江戸東京伝統野菜と郷土料理)
小松菜や亀戸大根、早稲田ミョウガ、内藤カボチャなど、江戸東京の野菜として食文化を支えてきた伝統野菜の知識を学びます。
講師:大竹 道茂 氏 (東京・伝統野菜研究会 代表)
昭和19年東京生まれ。
JA東京中央会で平成元年より江戸東京野菜の復活に取り組み、平成9年には江戸東京農業の説明板50本を都内に設置企画。農林水産省選定「地産地消の仕事人」をはじめ様々なシーンで江戸東京野菜を通じた食育活動を行っている。
◆食の伝統を受継ぐ(加工実習:伝統の味 江戸前の佃煮を伝える)
江戸前の佃煮はなぜ、生まれたのか。時代背景から見える江戸の味。和食文化を支える保存食について学びます。
講師:秋元 治 氏 (季節の佃煮 柳ばし小松屋四代目 店主)
柳橋の花柳界の粋筋の手土産として佃煮を販売、現在も国産の旬の材料で、伝統的な製法で常温保存の効く、体に優しい昔の佃煮を日本の保存食文化として伝える江戸っ子職人。
◆お米のありがたさ(加工実習:日本人の心 白米を極める)
稲作の伝来により大きく変わった日本の食文化。佃煮を始め白米に合う日本のおかず。お米の歴史、おいしいごはんの炊き方を学びます。
講師:小林 健志 氏 (吉田屋五代目 五ッ星お米マイスター)
明治18年より続く老舗お米店の五代目。米屋の博士号とも言われる五ツ星お米マイスター、お米アドバイザーの資格を有し2017年版東芝の炊飯器のカタログをはじめ、多くのメディアに登場している。最近では、お米を通じた食育活動に力を入れている。
10月8日(日)
◆食材力を引き出す(調理実習:東京の食材でつくる郷土の一汁三菜)
奥多摩のわさび飯、塩麹の玉子焼き、江戸前の白身魚のおらんだなます、滝野川ごぼうとしいたけの醤油麹きんぴらなど、東京の食を学びます。
講師:佐藤 勝彦 氏 (東京特産食材ともんじゃの店「押上よしかつ」店主)
日本獣医畜産大学卒業。1994年、墨田区にもんじゃ・お好み焼きの店「佳勝」を開店。2001年より、現在の墨田区業平に店を移し現在に至る。「江戸東京野菜」ブランド化、その普及活動に日々江戸東京野菜を求めて都内を走りまわっている。
◆礼儀の意味を知る(講義演習:和食の礼儀作法 礼儀の心と所作を学ぶ)
和食についても大変造詣の深い横山みゆき氏。郷土料理の大切さや礼儀の心、食卓のマナー、和室での所作などを講義と演習で学びます。
講師:横山 みゆき 氏 (Office Micole 代表)
慶應義塾大学卒業後、航空会社勤務を得て、大手企業秘書課に勤務その後独立し、心理学マイスター取得マナー講師・ヘルスケアカウンセラー・医療コーディネーターとして活動。ビジネスマナーや和食の礼儀作法など、多岐に渡ってのマナー研修、教育にあたる。
10月9日(月)
◆江戸前の魚を捌く(調理実習:東京湾の恵み 江戸前の魚を調理する)
江戸の時代から、東京湾でとれる旬の魚は東京の食材の宝です。とれたてを捌いて、調理する。魚の知識と調理技術を学びます。
講師:宮内 祥子 氏 (お魚かたりべ 料理研究家)
フランス、イタリア、スペインに料理留学。帰国後、日本料理を取得。年間365種類以上の魚を料理している。水産庁任命のお魚かたりべとして各地で魚料理を通して、魚食普及に努めている。魚をふだんの食材として使ってもらえるような料理指導を行っている。

 

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