お知らせ

和食アドバイザー紹介4(中邨 登美枝さん)


2015年より、実施している和食アドバイザー検定。日本各地に、和食アドバイザーの資格を生かして活躍されている方々がいらっしゃいます。そんなみなさんの活動の様子をご紹介します!

VOL.4 和食アドバイザー1級 中邨 登美枝さん(埼玉県さいたま市在住)

さいたま市で「有限会社E-スタヂオ」の代表として活躍する中邨さん。IT関係のプロフェッショナルであり、子供たちの起業家教育にも取り組んでいらっしゃいます。また、大変ご多忙の中、和食アドバイザー1級の資格を取得されました。中邨さんいわく、豊かさとは、ものを大切に使い、食材を無駄にせず、自然の流れにそってゆっくりと暮らすこと。そんな生き方をしたいと。改めて、季節の食材を組合せ、調理、加工する風土に根ざした食の段取りをする和食の本来のカタチを再認識しました。

<中邨さんからのメッセージ>
あくせく働き45歳を過ぎた頃、ふと、これからどう生きようかと思いました。しっくりこない毎日。そんな時、伝統工芸「藍染」に出会います。じっくり腰を据え染め上がるのを待つしかない染め工房のあり方は「上手く、早く」と忙しく生きてきた私にとって、目からウロコの体験でした。その後「満足」について自己探求。すると、私は伝統工芸や和食など日本文化とその美しさに心が震えるのだと気付きます。さらに、私にとって豊かさとは、ものを大切にして工夫し、自然や社会と共生して生きる姿だと思いました。和食には、まさに私が大切に思う知恵と感性がつまっています。和食アドバイザー1級を取得して以来、暮らしはさらに豊かになりました。鰹節から出汁をとるのはもちろん、残った鰹節はふりかけに、来客時には郷土料理を作るなど。天気が悪ければ、豆を煮て、晴れたら洗濯をする。四季折々、ゆっくりと。おかげさまで、和食を通し一喜一憂しない穏やかな毎日を過ごしています。

第12回和食アドバイザー検定2級3級の申込受付は10月23日(金)までです。
お申込はこちらから。

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